陣の池(宮崎県えびの市)
宮崎県えびの市にある陣の池です。湧水が貯まった池なのでとても綺麗です。天気が良いこともあってエメラルドグリーンの水面です。
生駒高原に伺う途中に立ち寄ってみました。場所も近いので一緒に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
陣の池の駐車場
陣の池の駐車場です。水路の横を通る細い道を登ってきて突き当りの池の畔に車を止められるようになっています。
駐車場は4,5台くらいで、ほぼ満車かなという感じでした。ここまでの道は細い道なので離合等の運転にはご注意ください。
陣の池の由来
陣の池は田代原の先住者達が豊富な湧水を利用して人造池をつくり、そこから約2Kにわたり小溝を掘り、田代原(現、田代新田)へ水を引き入れて水田を開いたのが始まりです。
「陣の池」の由来は元亀3年(1572年)、伊東郡(日向)が島津軍(薩摩)に敵対し、小林原に陣を布き見張り台を設けたが、この池が田原の陣に近い場所に位置していたことから「陣の池」と呼ばれるようになったそうです。
陣の池の畔を散策(大池から小池)
陣の池の畔を散策を少し歩いてみました。光の反射具合で、うそみたいなエメラルドグリーンです。
霧島連山からの豊富な湧水が貯まった池は、木々の緑と池の緑が相まって神秘的な美しい池です。
光のあたり具合でエメラルドグリーンに見えていますが、近くによると透明度や深さが判ってきます。とても透き通った水の池です。
少し車道を戻ったとこから陣の池湧水の水が湧き出ている小池に向かうことができます。陣の池から徒歩200メートルほどです。
桜が奇麗そうな砂利の小道を歩いて小池に向かいます。10月でしたが数輪「桜」が咲いてました。
陣の池の湧水(小池)
陣の池の湧水(小池)は、霧島連山とつなっがっており古代に霧島連山が大噴火した際に流れてきた溶岩が固まった縁になります。
岩肌から霧島連山に降った雨が湧水となり湧出しています。水量は毎分4トン、水温は通年で約12度と一定です。
木々に囲まれ青く済んだ透明の水ですね。「この池に入ると二度と上がってくることができない」と言う教えもあり心霊スポット的な言い伝えもあるようですので、むやみに入らず水源を丁重に扱いましょう。
ここから湧き出た湧水が陣の池(大池)の方に流れ込んでいます。
光の当たったた箇所の水面がゆらゆら揺れて神秘的な湧水の場所でした。陣の池と一緒に立ち寄ってみると良いかなと思います。
陣の池へのアクセス情報
陣の池へのアクセス情報です。えびのICから車で15分程度、小林ICから車で20分程度の場所です。生駒高原からも車で20分くらいの場所です。
googleMapのナビで向かえば迷わずたどり着くことができました。
住所:宮崎県えびの市
10月伺いましたが、近くにある生駒高原のコスモスも満開で奇麗でした。
車で約50分の距離にある霧島アートの森にも伺ってみました。広大な敷地内を散策し楽しかったです。