奄美大島 金作原原生林へツアープラン by アイランドサービス
奄美大島 金作原原生林へアイランドサービスのツアーへ参加してきました。
アイランドサービスのハイエースに乗り換え、名瀬近くの駐車場を9:15に出発です。待ち合わせの駐車場は名瀬からだと、長いトンネルを抜けて右手にある土の駐車場でした。
概ねですが自分たちが行った時の旅程は以下のような感じでした。
・9:15~10:15 駐車場から金作原原生林へ移動(トイレ休憩+途中の植物の説明など)
・10:15~11:45 金作原原生林を散策
・11:45~12:30 金作原原生林から駐車場
金作原原生林へ向かう道中で
途中にある運動公園で最後のトイレ休憩をして、金作原原生林へ向かいます。
途中でガイドさんが奄美の植物や果樹を見つけては、車を停めて説明してくれました。
これは島バナナのお花です。バナナの花ってこんな感じなんですね。
ちなみにフィリピン産のバナナと異なり、お値段はかなり良いらしいです。
3月下旬でしたが、すでに桜ん坊が色付き初めてましたよ。
金作原原生林への道
金作原原生林へ知名瀬の方から登って行ってるようです。途中までは塗装路ですし金作原原生林への看板もでていました。
ただ道幅は狭く離合は苦労しそうだなって道が、かなり長い間続きます。結構大きな小型バスも入ってくるので離合は苦労することもあるとガイドさんも話されてました。
名瀬の方から登ってくる道と合流してからは、写真のような土のダート道路が続きます。
かなりガタガタな道ですが、ハイエースって丈夫ですね。一般車だと底づきするかもしれないので、レンタカーだと、かなり気を使うことになると思います。
金作原原生林の終点付近です。幾分道路幅が広い感じで、このあたりにツアー会社の方、車を停められてました。
ここから先、車両が入れないようにゲートもあります。
金作原原生林を散策と服装
金作原原生林の中を散策開始です。標高が300メートルくらいの山の中ですから、名瀬などより涼しく感じました。
基本的には平坦で砂利の林道を1時間半ほど散策するだけですので、歩きやすい服装であれば問題ないかと思います。
あるく距離自体はたいした距離は歩きません、ガイドさんが途中途中で説明してくれたり、写真撮ってくれたりするので時間がかかるだけです。
幾分、外界より涼しかったのと、最後少し階段を上り下りするので、そこらへん考慮した服装であれば問題ないと思います。
ブッシュの中みたいな所はハブも居るので入ることはしません。
下の葉っぱが「クワズイモ」の葉っぱです。トトロが雨降りのシーンで傘代わりにしてた葉っぱが、この「クワズイモ」がモデルと言われてます。
上の方に生えてるのがシダです。ヒカゲヘゴといいます。
こんな亜熱帯の原生林の中を歩いてると、恐竜がでてきそうですね。
ガイドさんが見つけてくれたクモ?ではなく、ザトウムシと言います。
これもジブリつながりで、千と千尋の神隠しの釜爺のモデルになった虫と言われていて、奄美大島に多く生息しているそうです。
サルスベリです。シマサルスベリと言って、大木になります。
日頃、庭植えで見かけるサルスベリは中国原産で、ここまで大きくはならないみたいです。
野生の欄だったかと思います。説明して貰ったんですけど、詳細忘れました。
ヒカヒカゲヘゴの倒木です。
ゲヘゴは、幹の模様も面白いのですが、幹の内側も不思議な模様になってました。
椎の実です。これは奄美でなくても良く見かけますね。
食べたことなかったのですが、中が白いものなら食べられるとガイドさんに聞いたので、少し食べてみましたが、あまくてコクがあって美味しかったです。
ユウレイタケです。正式にはギンリョウソウと言うみたいです。
白くて透明のような感じで、不思議な草です。
マングースの捕獲機です。一時期に比べかなりマングースも退治されて数が減ってきていますが、まだまだ居るみたいですね。
人間がハブを減らそうとして持ち込んだそうですが、思惑通りにはいかずより狩りのしやすい特別天然記念物のアマミノクロウサギを捕食してしまいアマミノクロウサギなどが数をへらす結果になってしまっています。
今では有害外来種としてマングースを人間が退治している感じです。
金作原原生林へガイドは必要か?
こんな説明などをガイドさんから聞きつつ金作原原生林を散策して進みます。
たぶん、ガイドさんなしだと、こんな雰囲気の原生林だと言うのだけは判ると思うのですが、平坦な普通の林道を行って帰るだけで終わるので、あまり楽しくないだろうなと思います。
ガイドさんがポイント、ポイントを知っているので、やっぱり説明聞いてて楽しく見て回ることができました。
道路も悪路ですから、説明も聞かず回るだけなら、わざわざここまで来なくても良いかなと個人的には思います。ここまで来るならガイドさんが居た方が、かなり楽しめると思いますよ。
金作原原生林のフィナーレのオキナワウラジロガシです。ブナ科の植物で奄美大島以南の琉球列島に自生してます。
樹齢150年以上、高さ22メートル、直径1メートルもある大木です。根の張り方がすごいです。
斜面の下にあるので、林道から下ったとこにあります。ここもガイドさん居なかったら、気づかないかもですね。
金作原原生林でルリカケスに遭遇
オキナワウラジロガシの近くにルリカケスが巣を作ってたようで、しばし待ってると巣にルリカケスが戻ってきました。
カメラで撮るのなかなか難しかったですが、タイミング良く1枚だけ写真が撮れました。
金作原原生林へのアクセス情報
金作原原生林へのアクセス情報です。道路等が良くないので、ツアー等でのアクセスをおすすめしますが、参考までにアクセス情報も載せておきます。