護衛艦 しらぬい DD120 一般公開【佐賀県唐津市】
佐賀県唐津市で護衛艦 しらぬい(DD120)の一般公開があったので船上見学してきました!
あまり海上自衛隊の船に実際に乗船して見学できる機会も無いので、少しワクワクしつつ行ってみましたが自衛官の方に気軽に質問でき、自衛官の方も優しく受け答えして頂けるので楽しく船上の兵器や設備などについて理解することができました。
2025年の護衛艦 しらぬいの一般公開は以下で実施される予定です。
佐賀県唐津市(唐津東港から妙見埠頭までシャトルバス)
・2025年11月8日(土)13:00〜16:00(受付12:50〜15:30)
・2025年11月9日(日)9:00〜14:30(受付8:50〜14:00)
大阪府大阪市(大阪港駅から徒歩約13分)
・2025年11月15日(土)9:30〜16:00(最終受付15:30)


妙見埠頭へ停泊中の護衛艦 しらぬいへ乗船
唐津東港の臨時駐車場に車を止めて妙見埠頭までシャトルバスでやってきました。
写真の右奥のテントで受付をして制限区域内一時立入証を貰ってから乗船します。
受付の横には佐賀地方協力本部 広報犬 すばる士長がお出迎えしてくれましたよ!(笑)
8歳だそうですが舌が出てて、めちゃ可愛いです!(笑)
うちの、こむぎ(チワワ)にも、この制服着せてみたいですね!(笑)



艦艇にタラップを使って乗り込みます。船首から乗り込んで船尾から降りる感じです。
乗り口には海上自衛隊のグッズ等の販売もされていましたよ!
グッズ等で行列はできてましたが、艦艇への乗り込みはすんなりできました(笑)

5インチ(127mm)単装砲【対空・対水上・対地に対応】
護衛艦 しらぬいへ乗り込んで、まず見えたのは5インチ単装砲です。
127mm径の砲弾を射程24Kで毎分20発発射可能だそうです!
砲の長さは7.82mあるらしいので、横から見るとかなり大きいですね!


自衛官の方にお話を聞いたら、この部分から薬莢が出てくるそうです。
で甲板に転がるみたいで、甲板に付いてる傷はその薬莢によるものだそうですよ!
いろいろ聞くと見てまわるだけより楽しめるので、この際なので自衛官の人に訪ねてみると良いかもですね(笑)


垂直発射装置(Mk.41 VLS 32セル)【海上・航空・水中対応ミサイル】
垂直発射装置(Mk.41 VLS 32セル)です。
最大だと全長6.53m 重量1284kgの07VLA(07式垂直発射魚雷投射ロケット)を発射できるそうです。
魚雷の他にも、ESSM(対空ミサイル 進化型シースパローミサイル)やVLA(対潜ロケット)などの発射もできるそうです。
主要な装備には説明の看板もでていましたよ!

高性能20mm機関砲(CIWS)【近接防御用】
高性能20mm機関砲です。ミサイルなど飛来した時に取り逃しを近距離で撃破するようの機関砲です。
分間に数千発の弾丸を発射可能で自動追尾して撃破するそうです。
こちらが艦首側に備わってた高性能20mm機関砲です。
機関砲の下にチェーンのように見える所に実弾が入るそうです。この日は実装はされてないと自衛官の方が言ってました(笑)


あとで船尾にも回りましたが、後方のヘリコプター格納庫の上にも高性能20mm機関砲が備え付けられてました。

水上艦用機関銃 12.7mm【遠隔操作型】
12.7mmの重機関銃です。艦内のモニターで確認しながら銃の発射を遠隔で行える仕組みになっているそうです。
主に小型の船とかのゲリラ対策とかになるんですかねー

4連装ミサイル発射筒【90式艦対艦誘導弾 SSM-1B】
90式艦対艦ミサイルを発射できる4連装ミサイル発射筒です。
全長約5.0m、重量約660kgで射程約150Km~200Kmのミサイルです。
艦の左右で同じように備え付けられているようでしたよ!


3連装短魚雷発射管【水上発射管HQS-303】
甲板から中に入った所に3連装短魚雷発射管が備え付けられてました。
回転式の水上発射管になっていて横のハッチを開けて、発射管を外に向け魚雷が発射できるそうです。
射程は長くないので、長距離が必要な際はVLSのミサイル形式の魚雷を使うと自衛官の方に教えて貰いました!


SH-60K 哨戒ヘリコプター甲板・格納庫
SH-60K 哨戒ヘリコプター格納庫です。格納庫内も見学することが出来ました(笑)
TOYO HOIST CRANEがヘリコプター格納庫に備え付けられてましたよ。



ベアトラップで良いのかな?
揺れる甲板上でも安全に着艦・固定し格納庫まで横引きして移動させる装置だそうです。
自衛官の方に聞きましたが雰囲気でしか理解できませんでした(汗)間違ってたらすいません(汗)

護衛艦 しらぬいの艦尾です。ヘリコプター格納庫などの周りを見学して下船してきました。
外側からも見れるので船尾から船首の方まで、この後に見させて貰って、護衛艦 しらぬいの見学終了です。
船上から感じる迫力と、自衛官の方への質問等で知る艦や兵器の構造も知れてとても価値のある体験でした。
船上での記念撮影などもでき家族で訪問するのも良いイベントでした!(笑)

護衛艦 しらぬいへ船上見学【所要時間】
唐津東港に車を止めてシャトルバスで護衛艦 しらぬいの船上見学をし、再度 唐津東港へ戻ってくるまでのトータルで所要時間2時間でした。
唐津東港の臨時駐車場の場所は、下の章のアクセス情報を見てください。
唐津東港~妙見埠頭へシャトルバスの移動時間・待ち時間
唐津東港に車を止めてシャトルバスを待つのに写真のように長蛇の列になってましたよ!
行きのシャトルバスの待ち時間は35分ほどでした。帰りのバス待ちは多少短く15分ほどでした!
伺う時間により待ち時間は変わると思いますが、時間にはゆとりを見て行動した方が良いかと思います。

なお臨時駐車場になっていた唐津東港には海上保安庁の巡視船 いまり PL87が停泊していました。
こちらも全長96mと大型で、30mm単装機銃や放水銃などが船首に見られました。


シャトルバスに乗ってしまえば、唐津東港から妙見埠頭までは移動時間は5分ほどです。
歩くと2.5Kで35分くらいはかかるので、シャトルバスの待ち時間次第ですけどバスの方が早いかな!?

船上見学 所要時間
船上見学の所要時間は、どれくらいじっくりみたり写真を撮ったりイベントに参加したりするかによると思いますが、割とゆーーくり見て回って4,5人の自衛官の方に質問などをしてラッパ演奏のイベントなども鑑賞し、ちょうど船上見学の所要時間は1時間でした。
船上は人は多かったですが、ゆっくり見れないほどでもなく、ほど良い込み具合でしたよ!(笑)
なお船への乗り降りでは待ち時間等は無かったです。

唐津東港(護衛艦 しらぬい 一般公開 駐車場)へのアクセス情報
唐津東港(護衛艦 しらぬい 一般公開 駐車場)へのアクセス情報です。
下の地図の中央くらいの場所が臨時駐車場になっています。地図で唐津東港の壱岐行きのフェリー乗り場の右手の空き地です。
フェリー乗り場への入口付近から案内看板が出ているので、その看板に従って進めばOKです。