西鉄 都府楼前駅から散策開始
西鉄 都府楼前駅です。ここを中心に坂本八幡宮へ向かって周辺を散策してきました。
都府楼前駅には普通列車のみ止まります。坂本八幡宮までは1.2Kほど徒歩で16分くらいの距離です。
太宰府 坂本八幡宮
令和の元号の元となった万葉集の歌会が行われた場所と言うことで、有名になった坂本八幡宮です。
一時期のように行列ができるようなことも無くなりましたが、参拝されてる方は多かったです。
坂本八幡宮を参拝して、今回はこの周辺を散策して回ることにします。
例年お正月は、ここから太宰府天満宮まで行って、帰ることが多いですが、今回は坂本八幡宮の周辺だけの散策コースです。
坂本八幡宮には夏休み中に覗いましたが、境内の前が駐車場になっていました。
太宰府 坂本八幡宮から散策
坂本八幡宮から散策して来ました。坂本八幡宮の鳥居の前の道を道なりに、大宰府政庁跡の裏側を歩いていくような感じです。(詳しくは最後の散策ルートMAPみてください。)
太宰府学校院跡です。古代の太宰府の役人の養成機関だったそうです。天応元年(781年)の太政官符(だいじょうかんぷ)には、医生・算生200余人とあるそうです。
太宰府 日吉神社
日吉神社です。坂本八幡宮から約1.2Kの場所です。
観世音寺の鎮守であり、豊臣秀吉が九州下向の折、この日吉社に陣を張ったそうです。
すぐ近くに観世音寺がありますが、当時の観世音寺別当は世情に疎く、秀吉の威光を憚ることなく車に乗ったまま面前に出て秀吉の怒りをかい、寺領を没収されたと言われています。
日吉神社の階段を登って参拝します。子供と数えながらあがりましたが65段ありました。
日吉神社の本殿です。きれいに手入れされていている神社さんで、ゆっくり参拝させて頂きました。
太宰府 観世音寺
日吉神社の階段をおり、そのまま正面の小道を入っていくと、観世音寺の境内に入ります。
天平18年(746年)に完成した寺院です。現在は江戸時代初めに再建された講堂と金堂(県指定文化財)の二堂が残っています。
写真の建物が講堂です。
観世音寺の梵鐘です。
この梵鐘は「日本の音風景100選」に選定されており、京都妙心寺の梵鐘と兄弟鐘といわれてるそうです。
太宰府 戒壇院
観世音寺の境内から、そのまま戒壇院の境内に入れます。
戒壇院は観世音寺が完成してから15年後天平宝字5年(761年)に建立された。奈良東大寺、下野薬師寺、それに観世音寺の戒壇院で三戒壇と言うそうです。出家する者に対して、僧侶として守るべき戒律を授けるための儀式が行われる場所になるそうです。
戒壇院では本殿横で御朱印が販売されていたので、購入させて頂きました。セルフでお金を入れて御朱印を頂く方式でした。
日吉神社、観世音寺、戒壇院は、ほぼ隣接して建っていますので、一緒に参拝すると良いかと思います。
戒壇院から約500mほどで、大宰府展示館があります。入館料は大人200円、子供は無料です。
大宰府展示館には大伴旅人邸で催された歌会「梅花の宴」を再現したジオラマなどがあります。
今回は、大宰府展示館の中には入りませんでした。
太宰府 大宰府政庁跡
大宰府政庁跡です。広大な敷地で天気良いと気持ちいいですね。
大宰府展示館からすぐの場所です。
奈良・平安時代に、九州を治め、我が国の西の守りとして、外国との交渉の窓口となる役所が置かれていた場所です。その規模は平城京、平安京に次ぐ大きなものです。
大宰府政庁跡を通り抜け、そのまま西鉄 都府楼前駅まで歩いて戻りました。
都府楼前駅を起点に約2時間ちょっとくらいで、回っています。
坂本八幡宮周辺の散策ルート
坂本八幡宮周辺の散策ルートです。約5Kのコースですが、程よく見る場所があるので、散策を楽しみつつ見て回れてよかったです。
約2時間ちょっとかけて回ってましたので、ご参考にしてください。