ゆふいんの森号で子供と電車旅 いざ湯布院
「九州ふっこう割クーポン」は、2016年7月1日(金)午前10時頃より配布開始になり、大分、熊本などの宿泊やツアーなどがかなり割安になります。
先取りと言う訳でないですが、じゃらんや楽天さんが個別にキャンペーンで大分・熊本の宿区でクーポンを発行されてたので、クーポン利用して湯布院までJR九州のゆふいんの森号を使って旅行へ行ってきました。
7月1日から発行される「九州ふっこう割クーポン」は数量限定ですが、自分が使ったクーポンよりかなりお安くなる(最大70%OFF)ので、クーポンを使って湯布院行かれる方も多いじゃないかと思います。
緑の電車がゆふいんの森号です。これは由布院駅へ入ってきた時のゆふいんの森号です。
駅名は由布院駅(ゆふいん駅)でblogのタイトルは湯布院(ゆふいん)と記載してますが、どちらも「ゆふいん」の地名です。
湯布院は昭和30年に由布院町と湯平町が合併して誕生した地名で、昔からある由布院駅は昔の名前、高速のICなどは湯布院です。
観光地としての地名だと湯布院の記載がメジャーかと思います。判りづらいので「ゆふいん」と書いてることも多いですね。
ゆふいんの森号の料金 二枚切符利用
ゆふいんの森号は全席指定の観光列車でJR九州の鹿児島本線と久大線を走る特急です。
人気のある観光列車ですので、早めに予約を入れていた方が良いです。今回も地震の後で九州ふっこう割クーポンが始まる前に行くにもかかわらず満席状態でした。
博多-湯布院間の「ゆふいんの森号」の二枚切符購入時の料金です。
・大人 乗車券2810円+特急券1200円(※)=4010円
・子供 乗車券1400円+特急券600円(※)=2000円
※上記は二枚切符購入時の1枚あたりの値段(二枚切符購入時の金額は倍)です。通常の特急券のお値段は大人1740円、子供870円です。
博多駅でお弁当・ななつ星
ゆふいんの森号の中でもお弁当を売られていますが、筑紫口側、新幹線改札口の近くにある「いっぴん通り」600-800円くらいで魅力的なお弁当が売られてます。
牛めし、いかしゅうまい弁当、わこわ弁当、有機無農薬玄米と季節野菜のお弁当など、九州各地の素材が使われたこだわりのお弁当が普通の駅弁よりお安く売られてますので「ゆふいんの森号」の発車までお時間あるなら覗いてみると良いかもです。
乗る電車はゆふいんの森3号 10:25発です。
ホームにでてみると、JR九州が誇るクルーズトレイン「ななつ星」が止まっていました。
ゆふいんの森号の前に出発するみたいです。あまりに高級な塗装なので、鏡のように前を通る人が写り込みます。
「ななつ星」の先頭車両です。ベンツか?って感じの厳つさと高級感が漂います。中も窓から少し覗かせて貰いましたが、並のホテルでは相手にならないくらいの高級感とこだわりを感じますね。
「ゆふいんの森号」を楽しむ前に、ななつ星を外観だけですが堪能させて貰って、博多駅を出発する「ななつ星」を見送りました。
もーこの旅でななつ星に合うことはないと思って見送ったのですが、帰りに由布院駅でも馬車にのるために早めにいったら、ホームにちょうど止まってました。
博多駅からゆふいんの森号へ
今度はゆふいんの森号の到着です。さきほどのななつ星の高級感を見てしまっているので、ちょっと古さと普通な感じを感じてしまうのは、しかたないですね^^;
車高は高いので、窓からの見渡しは良さそうです。
記念撮影などして「ゆふいんの森号」に乗り込みます。
ゆふいんの森の車両内の紹介(サロン・ビュッフェ)
ゆふいんの森号の中は、こんな感じです。シートも緑の基調でモダンな雰囲気です。
ビュッフェ車両は、こんな雰囲気です。お弁当や飲み物、お酒、ツマミやグッズなどが売られてます。
サロン席です。ビュッフェで買った食べ物や飲み物を車窓を見ながら頂くこともできます。
由布院到着前には乗務員さんから観光案内もしてもらえます。
ゆふいんの森号のビュッフェのメニュー、弁当、おやつ、飲み物
ビュッフェ車両のメニューです。ゆふいんでしか買えないようなティータイムのおやつもあり、なかなか魅力的です。
■お弁当
・ゆふいんの森弁当 1030円
・ゆふいんわっぱ 720円
■ティータイム
・山荘無量塔Pロール 470円
・草庵秋桜女将の手作りチーズケーキ 430円
・山荘無量塔Pロール 470円
・草庵秋桜女将の手作りチーズケーキ 430円
・草庵秋桜特性プリン 360円
・森の工房 ぽりんとう 360円
・大豆アイスクリーム 310円
・バニラアイスクリーム 310円
■飲み物
・ゆふいんの森オリジナルコーヒー 300円
・ゆふいんフローラハウスのフレッシュハーブティー 310円
・麻生茶舗 ゆふいん緑茶 100円
・食工房 風曜日の生ジュース 360円
・ゆふいんサイダー 260円
・おさんぽ茶 150円
・アルカリイオンゆふいん温泉水 170円
■アルコール
・おすすめの生ビール 410円(3号・4号)
・安心院ワイン(グラス赤・白) 390円
・大分冠地鶏ソーセージ 500円
■オリジナルグッズ
・キャップ 2060円
・携帯ストラップ 820円
・ポストカード 460円
今日は朝飯兼用の昼飯のような感じで、電車の旅なのをいいことに、朝から生ビールです。銘柄分かりませんがタンクにはサッポロ・エビスと書いてましたが。。
左が「ゆふいんわっぱ」、右が「ゆふいんの森弁当」です。ビールと一緒に食べたら思った以上にお腹いっぱいでした。
博多駅の「いっぴん通り」で買ってた、焼き鯖のお弁当です。こちらも脂が乗ってて美味しかったです。(3人で食べてますよ^^;)
ゆふいんサイダーです。見た目も緑で綺麗ですね。
良い水が使われているかなって感じの味わいのサイダーでした。記念乗車券も子供は貰えてスタンプも押させて貰いました。
こちらは帰りのゆふいんの森号で買った品ですが、携帯ストラップ、バッジ、森の工房BuBuの「ぽりんとう」、 ゆふいんの森オリジナルコーヒー です。
携帯ストラップは自分も惹かれましたが、子供用だけ購入です。
自分たちは飲んでないですが、このグラスワインも暑い夏には良さそうです。
ゆふいんの森で博多~湯布院までの車窓の風景
ゆふいんの森号は、博多駅を出て、二日市→鳥栖→久留米と鹿児島本線の停車駅へ停まっていきます。
久留米駅の手前で筑後川を渡っているとこです。
久留米から久大線に入り、日田まではノンストップで走ります。
久留米の市街地を抜けると田園風景が広がります。車窓から耳納連山を見ながら浮羽周辺をゆふいんの森号は走り抜けていきます。
日田→天ヶ瀬の停車駅へ停まり、天ヶ瀬を出ると右手にすぐ慈恩の滝の二段滝が見えてきます。
アナウンスが流れ、電車も速度を落として走ってくれます。
それでも、なかなか車窓から滝を撮るのは難しいですね。
天ヶ瀬の次は玖珠にある豊後森駅へ停車です。
玖珠(豊後森駅)が近くなると伐株山(きりかぶやま)が見えてきます。特徴的な山でしばらく車窓から見られます。
ゆふいんの森号の記念乗車証も貰えました。豊後森駅をでると今回の旅の目的地、由布院駅です。
自分たちの乗ったゆふいんの森3号は、由布院を出て別府まで向かう電車でした。
ゆふいんの森号の最前列、最後列からは、ご覧のような眺めを見られますので、もし予約時に座席が空いてればおすすめです。
観光列車に良くあるような展望席にはなっておらず、通路の末端まで行くと、運転席越しに電車道が見られる感じです。
ゆふいんの森に行きも、帰りも乗りましたが、由布院行きの電車は観光地などのアナウンスが逐次入り慈恩の滝もスピード落として走りましたが、帰りの博多行きはアナウンス等もなく、あまり観光列車感がありませんでした。どちらか片方だけ乗るなら湯布院行きの列車に乗るのが旅気分があがり良いなと感じましたよ。
ゆふいんの森号で子供が楽しむ
子供にはゆふいんの森号の制服のような衣装を貸して貰えました。(記念撮影の案内が回っている時にサロン席に居たからかもしれませんが。)
子供にも良い思い出になりました。なお記念撮影は各席に回っているので、自分のカメラなどで撮影してもらうことができます。
鉄橋を渡るゆふいんの森号です。子供もおーって感じです。トンネルや鉄橋など見どころも点々とあります。
由布院駅到着 足湯を楽しむ
由布院駅にゆふいんの森号は12:34に到着です。これから湯布院観光の始まりですが、約2時間の電車の旅も十分楽しませて貰いました。
観光列車で来ると、何度も着ている湯布院もちょっと違う感じですね。
由布院駅で発車まで少し時間があるようで駅員さんに家族写真をゆふいんの森号と一緒に撮ってもらいました。
さて、足湯。湯布院観光へ急ぎ出ていく大勢の方を見送って、由布院駅のホームにある足湯に浸かりました。
何度も湯布院へ来ているのと、今日は宿への片道を散策するだけの予定なので、時間はのんびりあります。
有料の足湯なので大人160円、子供80円です。由布院駅の改札を出た窓口でチケットを購入できます。
記念のミニタオル付きなので、割高感はないですよ。足湯は幸いにも貸切状態でした。
泉質は単純泉で源泉温度50.2度あるので、少し熱めの足湯です、発着する電車を見ながら、ゆっくりさせてもらいました。
女性専用コーナーもあるので、女性の方も利用しやすい足湯です。
こんなミニタオルです。日本一のおんせん県!由布院駅。これはこれで旅の思い出に良いですね。
由布岳を眺めつつ、湯布院駅を出て観光の始まりです。
(と書きつつ、これ帰りの由布院駅からの風景です。行きはたまに小雨の降るくもりでした。)