岩屋神社 筑前岩屋駅周辺観光(境内地図・所要時間・駐車場)

岩屋神社 筑前岩屋駅周辺観光(境内地図・所要時間・駐車場) 散策・ハイキング
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岩屋神社

日田彦山線BRTの筑前岩屋駅から約1Kの場所に岩屋神社はあります。車だとすぐの場所です。徒歩だと坂道を登ってくる必要はありますが約20分程度の距離です。筑前岩屋駅から岩屋神社まで散策しつつ訪れるのもありだと思います。岩屋神社は福岡県朝倉郡東峰村にありBRTの筑前岩屋駅、宝珠山駅、大行司駅といっしょに巡ってみました。

岩屋神社について

現在は岩屋神社と呼ばれている本社は、明治以前は、神仏混淆の天台宗系修験道寺院でもあったので、宝珠山宝泉寺大宝院岩屋三所大権現社(ほうじゅさん ほうせんじ だいほういん いわやさんじょ だいごんげんしゃ)と、また彦山(ひこさん)・宝満山(ほうまんざん)を中心とした山伏たちの修行場、彦山四十九窟の一つとしては宝珠山窟(ほうしゅやまくつ)、入峰修行の彦山春峰・宝満山秋峰四十八宿の一つとしては玉置(たまき)(玉来)宿(しゅく)とも呼ばれていました。

岩屋神社について

 

岩屋神社境内の地図

岩屋神社境内の地図です。かつては山に籠もって厳しい修行を行う修験道の寺院の場所だっただけに岩場や鎖場などが境内にも点在しています。

国指定の重要文化財や、県指定の天然記念物が各所にある神社さんです。

岩屋神社境内の地図

 

岩屋神社参拝の所要時間

今回は現在地と書いてる駐車場の場所から大椿ツバキの横を通り、五百羅漢、洞門、岩屋神社本殿、馬の首根岩、針の耳、熊野神社、立会地蔵、大イチョウを経由して戻る順路で岩屋神社の境内を回らさせて貰いました。

13:54に駐車場を出発、岩屋神社本殿には14:01に到着し参拝させて頂きました。馬の首根岩などの鎖場も少し体験させて頂いて駐車場に戻ったのが14:15でしたので、約20分程度の所要時間で岩屋神社を参拝しています。

今回伺ってないですが、地図の写真が見切れていますが地図の左上の鎖場を通っての見晴岩や奥の院まで回るのであれば1時間程度の所要時間を見ていた方が良さそうです。そこまで行くと危険性もありそうですので登山等の服装で1人でない方が良いかとは思います。

 

岩屋神社 駐車場

岩屋神社の駐車場です。上の境内地図にある離れた方の広めの駐車場です。離れたと行っても岩屋神社の入口のすぐ近くです。車の止め方次第ですが10台程度は止められそうです。トイレもあります。

岩屋神社、駐車場

 

岩屋神社を参拝

岩屋神社 鳥居・大ツバキ「熊谷」(県指定天然記念物)

岩屋神社の入口です。ここから見た感じでは岩場に建つ神社さんには見えないですね。

岩屋神社を参拝、鳥居

 

大ツバキ「熊谷」の横を通って岩屋神社本殿の方へ向かってみます。途中石段など傾斜がきつい場所や足場の悪いとこがありますので、通常ルートでも歩きやすい服装が良いです。

鎖場や岩場等も歩いてみたいのであれば登山用や最低限トレッキング用のシューズ、服装が良いかと思います。バイクで伺いましたがトレッキング用シューズを履いてたので良かったです。

大ツバキ「熊谷」は県指定天然記念物です。

岩屋神社、大ツバキ「熊谷」(県指定天然記念物)

岩屋神社、石段

 

岩屋神社 琴平宮・洞門・500羅漢像

琴平宮です。横には岩屋の首なし地蔵が設置されてます。かつての明治維新後の神仏分離令の際、仏教色を一掃する廃仏毀釈運動で仏像群が破壊され、その際に地蔵の首が無くなっているそうです。

岩屋神社、琴平宮

 

岩屋神社の洞門です。170cm前後の自分の背丈より少しだけ高い高さのある洞門でした。

岩屋神社、洞門

 

洞門を抜けると右手に多数の地蔵が並んでおり500羅漢像が洞門の前後に並んでいます。

洞門はタガネの跡が残っており、江戸時代末(1830ー1843年)に岩屋坊良辯が掘ったものだそうです。

この岩は巨大な一枚岩で「岩屋の馬の首根岩」(いわやのうまのこうねいわ)と良い、この岩の上は本殿から歩いて渡れます。この後あるいて上を渡りました。

岩屋神社、500羅漢像と洞門

岩屋神社、岩屋の馬の首根岩の説明

 

岩屋神社 本殿・権現岩(国指定重要文化財)

岩屋神社本殿です。洞門を抜けると右上に見えてきます。岩場の上に作られた神社は壮観な光景です。

本殿は国指定重要文化財になっています。

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鳥居の遥か上に建つ岩屋神社の本殿です。傾斜のかなりきつい石段を登って参拝させていただきます。

本殿は権現岩の巨石にそって建てられてます。

岩屋神社の本殿。石段を登る

岩屋神社、本殿・権現岩

 

岩屋神社の本殿まで登ってきました。振り返るとかなりの高台です。眼の前には杉などの巨木が立ち並んでいます。

石段は苔むしているとこもあり、手すりも直線でないので掴みそこねそうになったので気をつけてください。

岩屋神社、本殿へ登る石段

 

岩屋神社の本殿は狭い岩場に作られており、権現岩に社屋の屋根が食い込むように作られていました。

岩屋神社の御神体は宝珠石(ほうしゅせき)で本殿中央部にあるそうです。光り輝く天から岩屋に降ってきた石「星の玉」で、それを宝珠石と名付けたそうです。村名の由来でもある石です。

岩屋神社本殿、権現岩に社屋の屋根が食い込む

岩屋神社本殿とご神体の説明

 

岩屋神社 岩屋の馬の首根岩・鎖場

さきほど洞門を通った、「岩屋の馬の首根岩」の上です。細い道の両側は絶壁です。

岩屋神社、岩屋の馬の首根岩・鎖場

 

「岩屋の馬の首根岩」の上の細い道に降りるまでも鎖場になっていて、岩を降りていく必要があります。高い人が苦手な人は無理だと思います。

岩屋神社、岩屋の馬の首根岩・鎖場

 

「岩屋の馬の首根岩」の細い道の先から見た風景です。足場は絶壁の上だけにスリリングでが遠くの山々まで見渡せる絶景です。

岩屋神社、岩屋の馬の首根岩からの展望

 

「岩屋の馬の首根岩」の先っぽから振り向いて本殿側を見た所です。本殿の場所には権現岩がそびえ立ってます。

岩屋神社、岩屋の馬の首根岩から本殿付近、権現岩

 

岩屋神社 梵字岩「針の耳」

岩屋神社の本殿から岩屋の馬の首根岩と反対側に進むと、梵字岩があり「針の耳」と言う岩の隙間を通る場所があります。

親不孝者が通ると、上から石が落ちるとの伝承があるそうです。落ちなかったので親不孝ではなさそうです。

なお通るのが厳しい方は、岩を迂回して進めます。

岩屋神社、梵字岩「針の耳」

 

岩屋神社 熊野岩・熊野神社(国指定重要文化財)

「針の耳」を通り抜けると、熊野岩と熊野神社が岩の中腹に見えてきます。

岩屋神社の境内にある熊野神社の本殿も国指定重要文化財になっています。

岩屋神社境内の熊野岩・熊野神社(国指定重要文化財)

 

こちらもすごい絶壁に神社が作られてます。途中までは階段がありそうです。神社の前までは行けるのかな?今回は下から参拝だけさせて貰いました。

岩屋神社境内の熊野岩・熊野神社(国指定重要文化財)

 

岩屋神社 「大公孫樹」の大イチョウ(県指定天然記念物)

境内を下ってきて県指定天然記念物の「大公孫樹」の大イチョウです。樹齢700年といわれ岩屋神社の御神木の一つです。7種類の木がこの一本の大イチョウから生えてたと伝承があるそうです。

岩屋神社、「大公孫樹」の大イチョウ(県指定天然記念物)

岩屋神社、「大公孫樹」の大イチョウ(県指定天然記念物)の説明

 

岩屋神社周辺を観光

近くにある竹地区の棚田の展望台へも伺ってみました。田んぼに稲穂がでている時は綺麗だと思います。

今回近くの日田彦山線BRTの駅舎、筑前岩屋駅、宝珠山駅、大行司駅にも行ってみましたので参考にされてください。雰囲気の良い駅舎が多かったので一緒に観光おすすめです。

 

岩屋神社へのアクセス・詳細情報

岩屋神社の詳細情報

名称 岩屋神社
住所 福岡県朝倉郡東峰村宝珠山4150-2
開園・公開時間
定休日 無し
TEL
口コミ評価 googleMap 4.6
駐車場 有り
トイレ有無 有り(駐車場内) 使用禁止の可能性あり

 

岩屋神社へのアクセス情報

岩屋神社へのアクセス情報です。車の場合、道の駅 小石原からは約15Kで25分程度の距離です。大分道の杷木ICからも概ね同じくらいの距離感です。日田彦山線BRTの筑前岩屋駅から約1K程度の距離です。

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