大分県宇佐市の爆弾池
大分県宇佐市にある爆弾池に立ち寄ってみました。現在は戦争遺構として整備されており専用駐車場や展望台が併設されたキレイな場所です。
爆弾池とは
爆弾池は、1945年の第二次世界大戦の終戦の年にB29が投下した爆弾の跡地が池として現在でも残っている数少ない場所です。
現在は7mから8mほどの池ですが爆弾が炸裂した当時は10mほどの窪地になっていたそうです。今は水が溜まって池となっています。
特攻隊も出撃した宇佐海軍航空隊の滑走路が近くにあり、終戦近くには宇佐もかなりの空襲が行われ犠牲者も多く出た場所です。
普通の民家であれば、これ一発で大破してしまう程度の威力の爆弾かなと想像できる場所ですね。
現在の爆弾池はゲンゴロウやアメンボがたくさん泳いでおり平和な池になっていました。
池の周囲はセメントで固められているため、ゆっくり周りを見て回ることもできました。
爆弾池の展望台
爆弾池には、写真のような展望台があります。宇佐平野を見渡すことのできる展望台です。
展望台から見た上空からの爆弾池と広大な宇佐平野です。四方見渡しても広大な平野でキレイでした。
宇佐市は麦焼酎の出荷量が日本一で酒造が多く豊かで広大な平野では米や麦の生産が盛んに行われています。
平野の先を走る日豊本線の青い特急も爆弾池から見ることができましたよ。
爆弾池の駐車場
爆弾池には、10台程度は止められる専用駐車場があります。
とてもキレイに整備されており、当時の戦争の悲惨さと現在の豊かな宇佐平野と両方を楽しめる場所になっていました。
爆弾池へのアクセス情報
爆弾池へのアクセス情報です。宇佐神宮や東九州道の宇佐ICからは約6Kで車で15分ほどです。
住所:大分県宇佐市川部536−1
開放時間:24時間
爆弾池の周辺で観光・ランチ
宇佐市にあう古民家カフェ「もんじんこ」です。1000円でお気軽にランチの定食など頂けます。
全国各地にある4万社の八幡社 総本宮 宇佐八幡宮です。広大な境内を一度参拝してみてください。
宇佐市にある岳切渓谷です。一枚岩の浅瀬の渓谷が続いており、川の中を歩いて散策できます。水遊びなどに良い場所です。
零戦のエンジンも展示されている城井1号掩体壕(昔の格納庫)です。こちらも整備された戦争遺構です。